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レビュー:『奥様は惨殺少女』

「ガンダムという概念の否定(G)」「ガンダムという兵器の否定(W)」「ガンダムというブランドの否定(X)」の三部作の後に「ガンダムの全てと、全てのガンダムの肯定(∀)」という流れは面白いと思うのですが
よく考えたら種はあるいみZ~V辺りへの回帰なのじゃないかと考えた

細かいこと書くと
また自称・真のマニアの人などに
このやる気のない言説の正確な理解をうながすために
もっと細かいことを書かねばならんので
ここから先は割愛

00は義務感でやってるのだと思うが
1話以降見てないので何とも言わないが
聞いた話によると一元正義への回帰
を装った種、死への皮肉
なのかもしれないのに
庵野死ね高松ふざけんな
の流れで
OPEDに首をかしげられ
「いいもん」「わるもん」の男女比にツッコミを食らい
wikipediaがギャグにしか見えなくて困ったりされつつ
がんばれ若者
と僕は言いたい

たぶんエウレカの時みたく
将来的にはまとめて見ると思うので
面白い話であるといいなあ

僕は寝る

ニャンニャンニャンニャンデカルチャー(いみはない)


ってことで僕です!
こんばんわ! もしくは、こんばんは!
ADVってことで今までめんどくさくて手を出していなかったたぶんおそらくきっとさんのフリーゲーム、『奥様は惨殺少女』をコンプしました。いや、フリーとか同人のADVってあんまり興味沸かないんですよ。ちまたで名作感動作持て囃されてるものにしたって、うすっぺらな内容とありがちな手法をへたくそな文章で綴っただけのものが多いじゃないですか。やってみりゃー実際それなりに面白いんですが、やってみなくても良かったかなぁと感じがちというか。それはさておき。
『奥様は~』は超絶グロホラーADV『料理』のファンゲームってことで、『料理』をプレイしてないとよくわからないゲーム……というかただの情緒不安定なネタゲーにしか見えないのでしょうが(実際に発端はそうらしいのだけど)、『料理』本編(本編の方がだいぶ短い)をやっていると、さゆりに情が入ります。やってみるって人は先に『料理』(プレイ時間10分くらい)をやっといてくださいね。別に無理にやらんでも話はわかるから問題ないんだが、感情移入的な問題で。
『料理』はただ単にやばかったんだけど、この『奥様は~』は、ほんわかイラストのおかげでそんなに怖くない! 怖くないよ! というか『料理』は寒気がした分、救われた気分だ!
多くのレビューサイトで書かれているように、このゲームの第一の売りは選択肢の「みゆき」です。みゆきというのは主人公・大志の浮気相手なんですけど、かなりの選択場面にこのみゆき関連のものが含まれてるんですよね。
さゆり「お風呂にする? ご飯にする? むしろ私? それとも……みゆきにする?」
で、まぁここで「みゆき」を選ぶと瞬殺されるわけですが。
さくさく集まるデッドエンド(リストに記録されます)に惹かれてどっぷりハマってゆき、サイドストーリーを読むにつれ、正規エンドも全て見たくなってくるっていう、読ませのADVとしてよくできた造り。
トゥルーEDは、ワーストEDより後に見た方がいいです。てか、ワーストで終わるのが嫌だ。

さくさくデッドエンド、というとADVに関して特に引出しの少ない僕はノソ辺りを思い出すわけですが、あれとは異なり(パロディや何かではなく)独自のセンスで笑える上に、本編のひたすらな絶望をフォローし、なおかつ良い感じにまとめたストーリー展開は、レビューサイトで好評価を受けるわけだなぁと得心しました。
デッドエンド0個のままトゥルーEDを迎えたら特典が、なんてシステムがあっても面白いとは思いましたが、めんどいのでそんなの無くて良かったとも思います。RPGのダンジョンは必ず「間違っていそうな道」から進んで、宝箱やルートをコンプリートしようとしてしまう僕ですので(筆註:初期ダンジョンから無駄に広過ぎる上にバランスがシビア過ぎるようなゲームは、飛ばしていったりしますけどね)、最初の選択肢はとりあえず「みゆき」でしたし。
収集の量もお手頃で、ライトな収集趣味の方(僕とか)にもぴったり。

無条件に救われるわけでもなく、単に救いがないわけでもない。
わりと難しいけど大切なことをやってのけてます。このお話。
メインシナリオでは徹底的にみゆきを空気にすることで、大志とさゆりだけの対話(対話を拒否してただ共鳴するグッドエンドもあるけど)を強調するっていうんですか。完全な二人芝居。二人以外でかけらでも人格を持つ者は、きまぐれシェフただ一人を除いて一切登場しない(サブシナリオでは出て来るけどね)。いさぎよいぶったぎり。これ。
同じ選択肢を選んだ後に表示される文字列は、EDである最終日を除いて、好感度やそれ以前の詳細な選択如何に関わらずまったく変わりません。それなのに、最終日のEDで取って付けた感やむりやり感のようなものは全然感じられないの。それは二人の対話と愛情、それと、混入した「みゆき」によってリアリティを持つのですね。
面白かったよ。


うん。読み返すと冒頭の枕が無駄に長いな。
んじゃー眠いのでちょっと休憩するっス。


byるいふ
Tracked from 藤田工房 at 2008-04-04 12:10
タイトル : 4月4日、メアリ=ポピンポピントロンゾナ。
入学式の日はバイトが入ったよ。というか、忘れてて自分で入れたわけだが。せっかく入学式潜入後は「和み亭オフを横目に独りで瓶ビールを10本開ける会」を開こうと思ってたのにね。(むだづかい) 大変残念に思い(まぁ僕が悪いんだが)、落ち込んでいた(僕のせいなんだが)ところに、友人からのメールがありました。 世の中、馬鹿な奴は一指二指じゃ数え足りないみたいです。 わりと簡単に使えて、かつ奥も深くなるフリーのCADソフトを、この数日で探さなきゃならない。 OCRとかならちょろっと読み込めば性能...... more
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 入力が難しい場合、必要に応じてツイッター等にご連絡ください。
by ruif | 2008-03-29 04:24 | ⇒放言レヴュー。 | Trackback(1) | Comments(0)

大半が比喩と婉曲で綴られたweb日記。


by ruif
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