合成音声の特徴である硬質な響き、音域の欠落などを緩和する効果があるので、まあまあ使われる手法ではある。
これを物語形式でやると、群像劇でもヒストリーチョイスでもなく、別作者によるコミカライズ同時連載ということになるらしい。
まあまあ昔からある手法だし、言葉だけで聞くよりも、意外に効果的でもある。
確かに単品なら切ってしまうようなものでも、2つ3つ同時に出されると全部追えてしまうし、うっかり単行本も全部買ってしまうのだ。
群像劇ほど間が空かず、合同誌ほどバラバラではない。
これを絵画でやると、どうなるのかなあ、と考えていた。
たぶんコラージュではないし、合作や展覧会でもない。トレスでもパロディでもないんだろうなぁ。
ぼかしかけたレイヤーを透明度高めにして重ねるとかだろうか。
音楽で言うなら、民族楽器を使うのに近いから、厚塗りとかになるのかなあ。