3だか4だかから移動できるようになったのが、またできなくなったんだっけ。よく知らないけど。
「アプリをSDカードに移動できない」ということは、たとえ画像・動画・音楽等のデータをすべてSDカードに放り込んでも、保有できるアプリの数自体は、内部ストレージに依存するということになる。
これにより、本体容量の価値は飛躍的に増大し、逆に、SDカードもそこまで馬鹿みたいな容量は必要なくなってしまった。
ちょっと前の感覚で数十GBのSDカードをすすめてくる携帯ショップ店員の人もいるけど、数百数千枚の大容量画像をストックする必要があるのはその手のプロくらいだろうし、なおかつ「カメラ」を持たない程度の精度しか必要としない職種・業種で、それをクラウドも使わずメディアを持ち歩くのは何らかの機密に関わるか今時にしては厳密なセキュリティコンプライアンスを持つ団体に属している、かつ、その活動範囲ではスマートフォンを定期的に充電できる、というよくわかんないカテゴリの人に限られる。
動画と言ったって、YouTubeにそんな高画質の上げられないよ。ムービー素材の販売サイトでもやるのかしら。
閑話休題、で、アプリがSDカードに移動できなくなったので、スマホに入れておけるアプリ数が大幅に減ったという話。
結果として、カメラアプリの類いはほとんど捨ててしまった。
SNS系アプリが8つ入ってるんだけど、仕事で使うのと私用で使うのだから一応残しておく必要がある。
Webブラウザが3つあって、動作確認やアカウント管理の都合で2つ、あとフラッシュ再生用に1つ、ということになっている。
ゲームは内輪でのコミュニケーションのため2つ、常に持っておくものがあって、アップデート時の予備容量を考えると、その他には1つか2つ程度しか入れておけない。他に入れたいアプリができたら、やや気軽にアンインストールすることになる。
要するに、アプリゲームの回転率が上がってしまったのだ、Android6.0の導入で。
昨日まで寝食を惜しんでクエストをコンプしようとしていたゲームを、今日捨てる。
とりあえずしばらく残しておこう、というのができなくなる。
たぶんカムバック率は減るし、長期的なプレイより刹那的なプレイがスタンダードになる。
開発はより省ステップ低コストであることを求められる。
うまくやればアプリの隆盛を崩し、ブラウザゲームの復権も期待できるかもしれないけど、新規参入企業は意外とそういうノウハウ持ってないし、無理なんだろうなあ。
となると、携帯ゲームハードにも目が出てくるのかしら。無理なんだろうなあ。
本体容量、および各アプリの容量によってアプリの数に制限ができるというのは、重量制限のあるRPGやARPGのような感じに思えるけれど、筋力の増加で気軽に所持量を増やせるわけでもない。
そのまんま「インストールソフト」とか、あとなんだっけ、あんな感じかな。
この2010年頃は枠内へパズルのようにピースを嵌め込むような強化が微妙に流行っていたけれど、道具袋でそれをやっているのは見たことがない気もする。底の方に入れたのを取り出すのが大変だからかなあ。
何の話だっけ。
えぇとそうだ、ゲームを削除し続けると人間性に影響が出るのかな、みたいな話だった気がする。
飽食の時代は退廃のシークエンスだし、適当に一度洪水を起こそうって神様が言ってたよ。