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1月4日、花札で坊主めくりしても坊主4枚しかないだろ。

素直に小倉百人一首でやれよ。
とは思うんだけど、たまにアクセス解析すると、そういった検索キーワードでのアクセスが、どうも月一くらいであるらしい。

ひょっとすると、そういうアレンジゲームがあるのだろうか。

花札を買うと、パッケージによっては、遊び方の説明書みたいなものが入っていることがある。
昨今では電子ゲームなどの影響もあり、世間では「こいこい」という遊び方が花札のスタンダードプレイスタイルであるかのように思われている。
けれど、花札ってトランプと同じで、色んな遊び方があるのだ。「花合わせ」や「おいちょかぶ(カブ)」辺りは比較的知名度の高い方だろうか。
坊主めくりと花札と麻雀とTCGを混ぜたようなボードゲーム』はどちらかといえば六百間がベースなんだけど、大富豪や麻雀と同じく、この手のゲームはローカルルールが多いので、基本的には電子ゲームで出したもん勝ちということになっている。
そういえば、僕はたまに「六百間」のことを「カブ」と呼ぶことがあるけれど、あれは普通に誤りなので、お手数ながら適当に脳内補完していただきたい。

で、花札で坊主めくりをするという話だ。
すごい地味だと思うんだけど。

坊主めくりの基本ルールは以下の通りである。

 1. 裏向きで積んだ読み札(絵が描いてる方)の山から、参加者が1枚ずつカードを引いていく
 2. 引いたカードは手元に保持しておく
 3. 坊主のカードを引くと、自分が手元に持っていたカードを場に捨てる
 4. 姫(女性)のカードを引くと状況により4-aまたは4-bの行動を取る
  4-a. 場にカードが捨てられている場合、捨てられているカードを取得し、手元に保持する
  4-b. 場にカードが捨てられていない場合、山札からもう一枚カードを引く
   4-b-i. 引いたカードが姫であれば、更にカードを引く(連続制限無し)
   4-b-ii. 引いたカードが坊主であれば、自分が手元に持っていたカードを場に捨てる
 5. 山札がなくなった時、最も多くのカードを手元に保持していたプレイヤーの勝ち

ローカルルールで手順の追加・削減はあるけれど、要するに、基本的には運ゲーとなる。
戦略性があるとすれば、山札に積み込みをする時くらいの話なんだけれど、ゲームのプレイにおいては「ルールの共有」が絶対的に必要となるので、大体4、5歳以上からの遊びとなるのかな。
仮名の読めない子供でも遊べる、とか書いてるサイトがあったけど、ひらがなが読めないレベルの子供にこのルール共有(および遵守)は難しいと思うよ。

カードの内訳としては、まぁ百人一首なのでカード総数は100枚。
姫が21枚で、坊主の枚数が12~15枚。
版元によって違うとか、蝉丸を坊主にするとかしないとか、これもローカルルールみたいなものがあるんだけど、20%くらいが姫で、10%強が坊主になる。

対して、花札は48枚のカードに、坊主(山/芒のこと)が4枚。
姫は特にいないけど、鳥や獣で代用すればいいか。えぇと、9枚か10枚くらいだっけ?
坊主が8%くらいで、鳥獣が20%くらい?
そこまで大差はないと言えばないのか。
坊主率が多少低いけど、カード枚数が半分程なので、回転率は良い。

まぁでも素直に百人一首でやれよとは思うなぁ。
うちの花札は姪がばらまいて遊ぶのに使って数枚の欠落があるため、役が成立しなかったり、数字の含有率が変わったりで、坊主めくりくらいでしか使いづらい所はあるのだけれど。

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by ruif | 2016-01-04 23:37 | →アクセス解析。 | Trackback | Comments(0)

大半が比喩と婉曲で綴られたweb日記。


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