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4月28日、ふむふむ、へむへむ。

半ば冗談のつもりで「ゼノグラ再評価の予感」とか書いてたら、どうもマジで最近再評価されてるっぽいですね。
最近見始めたって方も結構いるようなんですが、2度目のアニメ化に加え、長井龍雪監督の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の好評が大きく影響しているのでしょうか。
最終話でリボン渡すアニメは名作」説? それは知りませんけど。
例えば、『機動戦艦ナデシコ』がリアルタイムで放送されていた頃は、「このアニメすげー面白いけどスパロボに出ることは絶対にないんだろうなー」とか思ってましたが、5年の時を経て普通に参戦したりもしてましたしね。
ので、私はこのツイートを支持します


ねー。よ。


前回の話もありますが、この流れになったらニコマス動画を紹介しないといけないような気がしますね。
では、最近観せて頂いて、特に面白かったものを数点、こちらに置かせて頂きます。
別に私が書くまでもなく、界隈の人には知られてるんでしょうけど。まあ。
例によって紹介文は読み飛ばして頂いても結構です。
以下。
 
とりあえずこれですね。

ぜっぱちPの『876 プロの三人が放課後怪奇くらぶを遊ぶようです』シリーズですかね。
ジャンルとしては、「卓ゲM@Ster」とか「卓M@S」とか呼ばれるものです。卓M@Sは卓ゲー、非電源のボードゲームやTRPGなどを「アイマスキャラがプレイした」という想定の下、その光景やリプレイ(※プレイ履歴を文章等に起こした物)をストーリー仕立てで動画にしたものです。こちらはTRPGの方ですね。TRPGの卓M@Sもすげーいっぱいありますけど。
『放課後怪奇くらぶ』はTRPGの大御所、『クトゥルフの呼び声』をベースにした、学園モノのルールなんだそうですけど、TRPGに慣れていない視聴者(私とか)が観てもわかりやすいルール説明と画面表示で、ルール把握に関しては特に問題ないと思います。
この動画は「876プロの3人がプレイヤーを担当」「765プロのアイドルが日替わりでGM(※ゲームマスター。TRPGのシナリオ考えたり、進行とかする人)を担当」という状況を軸に進むのですが、特徴として「GMとプレイヤーの大半がTRPG初心者」という状況があります。
初心者だからこそ「こういう時にどう行動すればいいのか」は騙し騙し、その場に合わせて考えながら進めていく。それぞれのGMのスタイルで展開が大きく変わっていくので触れ幅が大きく、もちろん経験者も中には混ざっているから大きく脱線することはなく、シナリオに収拾をつける。
PLやGMの心理描写も多いので、「TRPGに興味はあるけど、何をどうすればいいのかよくわからん」「一度GMやってみたいけど、どういう準備や動きが必要なのかよくわからん」という人が、TRPGの参考書として観ても面白いかもしれないです。


クトゥルフといえば。

カイザーPのシャーロック・ユキホームズ『復活の儀式』が、ちょうど一昨日公開されてましたね!
ちょうどってこともなかった! そんなにちょうどじゃなかった! 適当なこと言ってごめんなさい!
今更ですけど、クトゥルフというのは「クトゥルフ神話」などと呼ばれることもありますが、実際は「ホラーSFの世界観素材」のようなもので、世界観やシナリオの素材という面では、ニコニコ動画内におけるアイドルマスターの位置と近いものがあるのかも知れないです。クトゥルフの方は、世界観だけでなく、出来事も共有する場合が多いですけれど。ある程度有名なものなら原典に限らずとも説明なしで「過去にあった事件」として引用しても、大体皆がわかってくれるというのが、このジャンルの恐ろしいところですね。
カイザーPははるゆきの方の人なのですが、アイマスとクトゥルフを絡めた「いあいあM@STER」というジャンル?の動画でも、主に春香と雪歩がレギュラー、たまに他のキャラが登場する形になります。基本的には平行世界というか、短編の形ですね。動画ジャンルとしてはNovelsM@ster、ノベマスに当たります。
アイマス×クトゥルフのシリーズでは、見事にクトゥルフの定石を踏んだホラー(パロディ?)の他、コメディ色の強い物が多く、何処から突っ込めばいいのかわからなくなってきます。良いですね。
でも、どれだったかの動画のコメントにあった「平行宇宙上に何億何兆とある地球の一つが死んだだけだろw」っていうツッコミは初めて見ました。夜中だってのにくっそ吹きました。


パロディベースといえば。

アイマスMAD処女作タグで、直近から色々と遡って観ていたのですけれど。
ももたろPのアイマスむかしばなし『桃太郎』が、今後の展開が楽しみな感じです。ジャンルとしては、こちらもノベマスになります。
底辺アイドルの春香さんが単発ドラマで主役を張ることになるのですが、「ラストシーンは主役自身が考えて作らねばならない」という無茶振りを受けて――という所までがプロローグになっています。直近の処女作タグを巡っていたわけなので、当然まだ続きはないです。
とはいえ、「春香さんが可愛い動画は大体名作」という警句がありますし、こちらの春香さんも大変可愛らしいので、これは名作の予感ですね。
ニコマスというステージの恐ろしいというか、凄い所なんですが、「処女作タグを巡ってくれている人が必ずいる」「タグがついてなくても新着から巡ってくれている人がいる」という点があるんですよね。作者としても観衆としてもジャンルを育てていこうという意識があるというか、新人を見守っているというのは、これ結構とんでもないことなんじゃないかと思います。そういうのが気に入らない、自分には必要ないという人は、別の分野や舞台で活動すればいいわけですし。
それに、新人Pさんが毎週のように、何人も生まれているというのは、大手のジャンルだからというだけではない、懐の深さというか、土壌の豊かさを感じますね。
あ、あと何か「P名確保枠」とかいうタグって付けるもんなんですね。そういや私決めてなかったですね、P名。まあ何でもいいですけれど。


ここの紹介動画って、何を載せるか結構悩むのですよね。
最新のものを載せるってわけじゃないですけど、脈絡なく1、2年前の単発動画をポンと置くのもあれですし、連載とかなら続いてる物か、続編が出てる物の方が良いような気がして。
でも、わりと長期間、アイマス動画からは離れていたこともあり「今それか」みたいな物も最近初めて知ったりとかあるんですよ。
きっさらPの笹でも食ってろシリーズとか載せてもいいんでしょうか。
悪い理由がなかったですね。
 
で、動画制作の方は、まだまだ勉強中です。

「実際やってみる」「やってみて意見をもらう」というのは本当に勉強になりますね。
何が面白くて、何がそうでもないのか。
何が伝わって、何が伝わらなくて、何が実際以上に深読みしてもらえるのか。
閲覧者としての自分の意見も参考になります。
例えば、ラーメン動画の方だと「前半3分いらなくない?」とか。あれ。タイトル。
 
しかし、コメントを頂けるというのは本当にありがたいものですね。
昔作った奴は完全に投げっぱなしでしたが、頂いたご意見、ご感想を真摯に受け止め、どうしたものかと考えるというのは、本当に楽しい。
ゆっくり咀嚼して、この時間をめいいっぱい味わわせて頂きます。

※アイマス関連の話は別館に引っ越しました。
※コメント欄はスパム対策等で禁止ワードが多数設定されています。
 入力が難しい場合、必要に応じてツイッター等にご連絡ください。
by ruif | 2011-04-28 03:03 | ⇒放言レヴュー。 | Trackback | Comments(0)

大半が比喩と婉曲で綴られたweb日記。


by ruif
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